私がレッスンを始めて間もない頃、自分自身でジュニアスクールを立ち上げました。
当時は私一人で、3歳から5歳のキッズクラス、小学校低学年、中学年、高学年と年代別のクラスをつくり、子どもたちと向き合う毎日でした。
今振り返ると、このジュニアスクールこそが、私のレッスンの原点だったように思います。
3歳から5歳の子どもたちの多くは、自分から「ゴルフをやりたい」と言って来るわけではありません。
ご家族が「何かスポーツを経験させたい」「ゴルフを体験させたい」という思いで連れて来てくださっていました。
だから私が一番大切にしたことは、技術を教えることではありませんでした。
「この場所は楽しい!」
そう感じてもらうことです。
レッスンに来たら、まず好きなシールを選んで出席カードに貼る。
みんなで元気よく体操をする。
ゲームを取り入れながらクラブに触れる。
クラブを振る時も、「ブランコみたいにブラブラ振ってみよう」と、子どもたちがイメージできる言葉で伝えました。
難しい理論ではありません。
「できた!」
「もう一回やってみたい!」
そんな気持ちを大切にしながら、一歩ずつゴルフに親しんでもらいました。
コースへ行けば、最初はボールよりも虫を見つけて喜んだり、バンカーを砂場のように楽しんだりすることもありました。
でも、それで良かったのです。
私は、「ゴルフ場は楽しい場所なんだ」と感じてもらうことが何より大切だと考えていました。
そうして楽しく続けてくれた子どもたちの中には、小学生、中学生になってもゴルフを続けてくれた子がたくさんいました。
その姿を見ながら、私は一つのことを確信しました。
人は、楽しいから続けられる。
そして、
続けるから上達する。
このシンプルな流れこそが、30年以上経った今も変わることのない、私のレッスンの原点です。
だからTRUE1では、技術を教える前に、まずゴルフを好きになっていただくことを何より大切にしています。
ゴルフを好きになることが、上達への第一歩だと、私は今でも信じています。





